鎌田幸二展 koji kamada / TENMOKU
会期:2016年10月8日(土)~30日(日)
清水から麩屋町二条に移転オープンして初めての展覧会。鎌田幸二先生の逸品物から、長年に渡り制作していただきましたオリジナルの食器、今回のために制作していただいた作品など多数展示いたしました。現在、日本における「天目」の第一人者である鎌田先生でも、二つと同じ作品は作れないと言われる「天目」の魅力をご覧いただける展覧会となりました。
〈作家紹介〉
鎌田幸二 Koji Kamada
1948年 京都生まれ。京都府立桃山高等学校を卒業後、作陶を志し五条坂清水正氏の指導を受ける。1971年 京都府立陶工訓練校専攻科を修了、同校指導員(京都府技師)となる。また五条坂共同登窯「鐘鋳窯」にて、天目の研究を始める。
1973年 第二回 日本伝統工芸会近畿支部展 初入選、第二十回 日本伝統工芸展 初入選。1987年 第十六回 日本工芸会近畿支部展にて京都府教育委員会委員長賞を受賞。1995年 ニューヨークにて「天目・青磁二人展」。2002年 パリにて「陶・漆二人展」を開催。2003年 第三十二回 日本伝統工芸近畿展鑑審査委員。2007年 第三十五回 伝統工芸陶芸部会展審査委員を受賞。